エネルギー革命


私たちの身の回りの物は、何がしか石油と関わっている。
勿論、ガソリンや電力などの主要なエネルギーも、
元は石油だ。
いま、サウジアラビアなど石油産油国で、
原子力発電の計画が進められているという。
石油をはじめとした化石燃料の埋蔵量は限られている。
石油産油国では、既に石油の埋蔵量を把握し、
大胆なエネルギーの転換を図っているのかもしれない。


鳩山党首の二酸化炭素の25パーセント削減も、
化石燃料の枯渇を見越したデータに基づいた、
発言なのだろうか・・・・・


石油から新エネルギーへの転換は、
革命的に産業構造を変えるだろう。
一時、エタノールを作るため、
トウモロコシなどの穀物価格が高騰したことがあった。
食料としてでなく、燃料として穀物を利用する。
とても、農林水産省だ、経済産業省だと縦割り行政では対応できない。


石油依存社会からの転換は、並大抵のものではないだろうが、
そうした産業構造の転換から、新たな産業が生まれるのではないだろうか。
100年前の自動車産業を考えれば、明白だろう。
エネルギー革命は必然的に構造改革をせまるだろう。
産業・政治・行政、そして私たちの暮らしの・・・・


21世紀中に食品会社が自動車を作る時代になるかも・・・・


私見だが、地球温暖化により、
世界的な水不足が益々深刻化する中、
四方を海で囲まれた日本だからこそ、
海水の淡水化など、
水資源を活かした産業の育成も必要なのではないか。