過酷な神の裁定


今回の『JIN−仁ー』には、火消の新門辰五郎中村敦夫)登場。
火消の心意気と医者の心意気。
ぶつかり合いながらも、互いの心意気を認め合う、
仁(大沢たかお)と辰五郎。
仁も野風も、そして咲もそれぞれ意気に感じる性分(しょうぶん)、
それが、このドラマを面白くしている。


今回は、野風(中谷美紀)と咲(綾瀬はるか)の女性二人の想いが切なかった。
野風は身請けされる前に、
仁との思い出をつくろうと文を認めて届る。
仁は、吉原の野風の元へ・・・・
吉原から帰らぬ仁に、咲の乙女心も切なく揺れる。
何だか、中森明菜の「セカンドラブ」のようだ。


    せつなさの スピードは高まって

    とまどうばかりの 私


私は南方仁のクシャクシャの笑顔が好きだ。
何事も一途な武家の娘橘咲に好感を抱く。