反対側から見ると・・・・


今日の興味深いニュースは、
日産ルノーの最高責任者カルロス・ゴーン氏とプーチン首相との会談。
プーチン首相がロシアの企業再生をゴーン氏に依頼したこと。
奇しくも同じ時期に、
ロシアのメドベージェフ大統領が日本の北方領土を視察したこと。
この二つの出来事に日本に対する、
何らかのメッセージが隠れているのでは?
そんなことを深読みしてしまうのだ。
それはロシアの軍事力と経済力のアンバランス。
ロシアは世界第2位の核保有国であり、国連の常任理事国である。
しかしロシアは日本より遥かにGDP(国内総生産)は低い。
軍事大国ではあるが、アメリカ・中国・日本より経済力は劣っている。


ロシアから見た日本。
それは経済大国であり、軍事力のある国なのではないか。
日本人はそれほど意識していないが、
日露戦争でロシアは日本に敗戦していることに、
多少なりともコンプレックスを抱いているのではないか・・・・
今回日本が駐ロシア大使を本国へ帰国させたことを、
ロシアのマスコミは、日露戦争前でもしなかったことと、
伝えている。
こうした日本の対抗措置にロシアは静観するとのことだった。
ロシアの立場で日本を捉えると、
案外日本は脅威?なのかもしれない。