米櫃は空・・・


アメリカの中間選挙民主党が敗北した。
特に、オバマチルドレンの落選と、
保守派のティーパーティの支援を受けた共和党の候補の当選が目立つ。
日本でも参議院選民主党が敗北している。
本年度の日本とアメリカの民主党の敗北。
日米の政治の潮流を感じる選挙結果だ。


基本的に福祉型の国を日米の民主党は目指している。
また、小さな政府と言うよりは、大きな政府
財政出動が膨らむ体質だ。
日米の国民が選択した日米の民主党政権
日米とも景気の浮揚が思わしくない。
それにも拘わらず、歳出が異常に増加して、
アンバランスな予算を立てて現状を凌いでいる。
基本的には歳入と歳出のバランスの中で、
優先順位を付けて、予算を執行するしかないのではないか。


アメリカの保険制度改革にしろ、
日本の子ども手当にしろ、
こうした財政のバランスを無視して執行すれば、
国の経済を疲弊させかねない。
耳触りの良い政策ばかり唱えて、
米櫃(こめびつ)は空ではすまされない。