白日夢の女


香西かおりの「すき」を歌っていたとき、
ふとある女性のことが浮かんでいた。
カラオケの映像は、香西かおりの歌う姿なのだが、
いつしかその女性と二重写しになっていた。


そして何の脈絡もなく、
女性が越中おわら節の踊り手になっていたのだった。
歌いながらわたしは白日夢(はくじつむ)を見ていたのかもしれない。