2015-02-11 日時計 俳句 裸木の 日時計となる 影絵かな 平林寺の雑木林を歩いた。 只々歩いた。 雑木林は葉を落し裸木になっていた。 纏ったものをすべて取り去った木々を感じながら、 わたしの気持ちも裸になっていた。 一瞬時が止まり、 裸木の影が日時計になっていた。 裸木(はだかぎ)は冬になって落葉を終えた樹木。 俳句では冬の季語。