薄桜記

白無垢の雪

降り積もる 雪白無垢と なりにけり 「薄桜記」の「雪の墓」の最後の場面、 雪の上に倒れた典膳(山本耕史)に寄り添う千春(柴本幸) 典膳に寄り添う千春にいつしか雪が降り積もり、 白無垢を纏った姿となる。

雪の墓

山本耕史主演の「薄桜記」の「雪の墓」を見て、 夜半(よは)の雪 番いの文鳥 解き放つ 寄り添いし 千春に雪の 降り積もる 夜もふけて、 江戸の町は雪景色となっていた。 そんな夜半、番いの文鳥を 籠から解き放つ典膳(山本耕史)。 千春(柴本幸)は籠の文…

文鳥

番いの文鳥は典膳(山本耕史)と千春(柴本幸)のように仲睦まじい。 千春の典膳との復縁が叶うかに見えたが、 赤穂浪士の討ち入りが刻々と迫っていた。 浪人の丹下典膳は吉良家の客分の用心棒として召抱えられた。 「この吉良家の御当主様はどなた様ですか…

千春の「あなた・・」

「薄桜記」は私にとっては純愛ドラマだ。 典膳(山本耕史)と千春(柴本幸)との恋愛に感情移入してしまう。 今回、墓参りの典膳を見かけた千春が、 「あなた・・」 と笑顔で呼びかけるところが印象的だった。 離縁しても典膳は未だ夫なのだとの気持が、 こ…

薄桜記〜千春の夢

「薄桜記」での一場面。 母の命日の墓参で再会する丹下典膳(山本耕史)と長尾千春(柴本幸) 千春は離縁した典膳への思いが溢れ、 「尼になります」 と言い出す。 「そちが嫁に行けばわしも安心だ、 親に心配かけるでない、 親孝行せい」 と典膳は千春を嗜…

薄桜のごとく

毎週、日曜の夜「薄桜記」見るのが楽しみだ。 山本耕史演じる丹下典膳、 柴本幸演じる長尾千春は共に抑制された愛を貫く。 旗本から浪人になり片腕を失う剣豪丹下典膳。 彼は恥辱を受けた妻の名誉のために離縁する。 二人は武家の規範に従い離縁しながらも、…