恋文の揺るる焚火となりにけり


恋文が揺れながら燃えてゆく、
時にパチパチと
そしてメラメラと。
瞬時に灰となる恋文は、
刹那の恋と二重写しとなる。
白い手の女性、
まるで炎のように赤い口紅を引き
自分自身の気持ちにピリオドをつける。
新たな恋文を綴る日は近い。


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