「女の戦い」「妻対女」

今回、印象に残った台詞は、六平太が千代に誓った、
「俺は天下統一のためとおまえのために生きている、おまえを裏切らない」
忍びの世界は権謀術数の世界だが、
千代に対する六平太の思いは、どこかプラトニックなところがある。
アンビバレンスな心象風景が見え隠れする。
「妻対女」の対決の場面はスリリングだ。
裁ちばさみを握り締めた子りんが、悋気に燃える恋猫となる。
長澤まさみの小悪魔ぶりも板についてきたようだ。
「わたしが殿の子を産みます」
子りんは、千代に挑戦の矢を放つ
二人の女の間で、一途な一豊は、戸惑い困惑する。
しかし、一豊の千代への愛は変わらない。
上川隆也の清潔感のある雰囲気は、山内一豊の役柄にマッチしている。
仲間由紀恵の千代も、賢妻をよく演じている。
これからも、日曜夜八時、大河ドラマが楽しみだ。


※悋気「りんき」
 男と女のやきもち、しっと。

※アンビバレンス
相反する感情が同時に存在する状態。
両面価値


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