笑点とサザエさんに見る平和


笑点が今月で、放送開始40年となる。
変わらぬ、お茶の間で楽しめる番組として、
サザエさんとともに、親しまれてる。
サザエさんも、一家団欒で、楽しめる長寿番組だ。
こうした番組が、変わらず国民的人気があるというこたは、
日本が、平和で健全であることでは、ないだろうか。
確かに世の中は、多様化し、以前の日本の価値観とは、
変わっていることも多くある。
家族主義は、崩壊しつつある。
ただ、日常生活の中の、ちょとした出来事になんとなく、
リアリィティがあることや、歳時記を大事にする生活が、
サザエさんの魅力なのだろう。
先日は、タラちゃんが、ワカメと潮干狩りをしていた。
笑点も、日々の時事や流行を取り上げて、番組の新鮮さが、
褪せないよう工夫している。
アメリカのクリントン大統領時代は、
大統領のスキャンダルが話題の中心になっていた。
毎日、戦争の話題が絶えないブッシュ大統領の今より、
大統領の不倫が、マスコミの一番の関心ごとだったのだから、
クリントン時代のアメリカは、平和な世の中だったのかもしれない。
刺激的な内容の番組は、世間受けすることもある。
そんな中で、笑点サザエさんが高い視聴率であることは、平和日本の、
象徴なのではないだろうか。


笑点の司会は、四代目の三遊亭円楽から桂歌丸へ交代する。



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