雨激しプール開きの祝詞かな（のりと）
７月だ。
プール開き、海開き、山開き。
まだ、梅雨は明けてはいないが、夏本番も真近だ。
こうしたプール開き、海開き、山開きには、
安全祈願をする慣わしがある。
神主が祝詞を奏上して、御祓いをし、邪気を祓う。
日本独特の習慣がある。
先日プールの、安全祈願祭に参加した。
雨の中の、オープンになった。
激しい雨音。
朗々と響く神主の祝詞。
若いライフガード達も、直立姿勢の凛々しい表情で、
プールの安全を祈っている。
厳かな時が流れている。
梅雨も終わり、
夏の日差しが、降り注げば、水鳥のように、
子供たちが遊ぶだろう。
事故の無い、楽しい夏を過ごしてほしい。
雨の日のプール開きの情景を、俳句にした。
＊祝詞（のりと） 神式による結婚、その他儀式のさい、神主が神に
のべることばの意味。
