スカートと景気

朝日新聞の7月30日付の@データーに、面白い記事が、
掲載されていた。
総務省家計調査による、スカートの平均購入枚数についての、
内容であった。
スカートの平均購入枚数は、1978年から減り、93年には、
パンツに抜かれた。
理由としては、


1、女性の社会進出により、機能的なパンツを選ぶようになった。

2、パンツは、流行に左右されずスカートより着回しができる。
  不景気の時代には、経済的なファッションを選択する。


今年あたりから、景気が回復したこともあり、
スカートの若い女性が増えつつあるとのこと。
これは、私の考えだが、アイドルとスカートの相関関係あることだ。
スカートの需要が、過去伸びた時期が二つある。
いずれも、アイドル全盛時代であった。
即ち、1975年〜80年と1985年〜1990年である。
75年〜80年は、ピンクレディーキャンディーズ
三人娘の山口百恵桜田淳子森昌子など、アイドル全盛時代だった。
85年〜90年は、松田聖子中森明菜小泉今日子早見優斉藤由貴
など、この時期もキラ星の如くアイドルが輩出されていた。
こうした、アイドルのファッションも、ティーンエイジを中心とした、
若い女性に、影響を与えていたのではないか。



私は、さらに、着物を着ている女性の統計も気になる。
着物の購入枚数は、増えているのだろうか・・・・・
やはり、日本人には、着物が似合う。
先日、薄墨色の絽(ろ)の着物を着ている四十前後の女性を、
駅でお見かけした。
そこはかとない輝きを感じた。
日本の女性は、綺麗だなと思った。
夏には、浴衣など気軽に着られるものもある。
歌舞伎役者の市川海老蔵市川染五郎、俳優の福士誠治西島秀俊など、
若い男性の着物姿も、粋でお洒落だと思う。
立居振舞の美の極み、それは着物ではないだろうか。
着物姿の、凛とした女性は魅力的だ。


人気blogランキングへ