亨と桜子

亨が迷子になり、桜子(宮崎あおい)笛子(寺島しのぶ
冬吾(西島秀俊)は、懸命に探す。
目の不自由な亨。
道端に落ちていた朝顔を桜子は見つけ、
亨が近くにいると、桜子は感じる。
階段に座り込んでいる亨を見つける。
桜子は、亨を抱きしめる。
亨を抱きしめる桜子の姿に、
いわさきちひろ画の紙芝居「お母さんの話」を思い浮かべた。
子供を抱きしめる、母親。
満ち溢れる母性愛。
子供は、2〜3歳の坊や。
坊やのさみどりの髪と目が印象的だ。
以前、冬吾が描いていた亨の絵に似ていると思った。
桜子も待望の達彦(福士誠治)との愛の結晶を授かったが、
新たな試練が、この若夫婦に訪れる。