2007-01-15 風花(かざはな) 俳句 『風花のこの胸この髪ささやけり』 冬の晴れた日、どこからともなく雪が舞うことがある。 ちぎれた雪雲から、 北国の山を越え、風に流され飛んでくる雪の華、風花。 風花(かざはな)とは、なんと美しい季語だろう。 肩先に胸に、そして髪に舞い降り、 刹那の命を終える風花たち。 恋を囁く冬の妖精。