2012-01-01から1年間の記事一覧

いつもありがとう

現場巡回をしていたとき、 ふと掲示板をみると何やら栞らしきものが数枚貼ってある。 「これはどうしたの」 と現場所長に尋ねると、 保育園の園児たちから手作りの栞をプレゼントされたとのことだった。 紅葉の押し花の栞やピンクの色鉛筆でハートが描かれた…

暖房復活

ふとした弾みで?エアコンが直った。 寒い日が続いただけに、 暖房が出来るようになりホッとしている。 明日の朝の最低気温は都心で5度。 郊外の八王子では1度の予想。 氷が張り、霜が降りる気温になる。 放射冷却の朝になりそうだ。

冬木

みずからの 影に問いたる 冬木かな

永遠

永遠は 海とお空のさかいめに きらきらひかるおひさま

隠し剣鬼の爪

藤沢周平原作の映画「隠し剣鬼の爪」を観る。 山田洋次監督作品。 平侍の片桐(永瀬正敏)と女中のきえ(松たか子)との淡い恋を軸に、 物語が展開する。 わたしが印象深かったのは、 雪の降りしきる中、 片桐が街中の小間物屋できえを見かけるシーン。 片桐…

改まることに憚ることなかれ

雨の中の業界のボランティアの日。 初めてお会いした新任の同業者の社長から名刺を頂き、 ご挨拶をいただいた。 私は当日名刺の持ち合わせがなく、 「失礼しました」 とお詫びした。 実はこの会社の前任の社長には苦い思い出がある。 酒席で、 「おまえは生…

酒風呂

寒き日の 酒風呂肌に なじみけり

暖まりたい・・・

エアコンが壊れたと思ったら急に寒くなった。 防寒のため室内でもダウンを着ている。 ところが足元が冷たいと思ったら裸足だった・・・ 外は鉛色の寒々とした空が広がっている。 東京の最高気温の予報は12度。 12月中旬並みとのこと。 風呂でも入って体…

風邪にご用心

電車やバスでゴホゴホ咳をしている人が目立ってきた。 会社でも花粉症の時期でもないのに、 マスクをしている社員が増えたような・・・ 風邪にご用心だ。 あれだけ暑かった夏だったが、 季節は巡り寒い冬がそこまでやって来た。 今日の東京の最高気温は10…

白無垢の雪

降り積もる 雪白無垢と なりにけり 「薄桜記」の「雪の墓」の最後の場面、 雪の上に倒れた典膳(山本耕史)に寄り添う千春(柴本幸) 典膳に寄り添う千春にいつしか雪が降り積もり、 白無垢を纏った姿となる。

夢の浮橋

手をつなぎ 夢の浮橋 渡りけり

雨の匂ひ

炭跳ねて 雨の匂ひの 濃かりけり 秋天に 響き合うもの みな響く 糸切り歯 削られ釣瓶(つるべ) 落しかな

チャーハンに奈良漬け

成田山新勝寺山門坂で買った瓜の奈良漬けが美味しい。 シャキシャキした食感と酒粕の独特の香りもいい。 成田山新勝寺周辺の鰻屋さんでは、 この奈良漬けが鰻と定番になっている。 もちろん奈良漬けは白い御飯やお茶漬けにもいいのだが、 チャーハンにも良く…

眠りつくまで・・・

白鷺の 眠りつくまで 月照らす

般若の面

夕紅葉 般若の面の うらおもて 夕映え染まる紅葉に 般若の面の恐ろしい姿と 儚い心の内を見る想いがした。

荒ぶる息

ラガーらの 荒ぶる息を 整へリ スクラムを組む一瞬の静寂、 ラガーの荒い息が整えられる。 「ラグビー」は冬の季語

愛の化身

白鷺の 愛の化身は 鷺娘

うす紅燃ゆる紅葉かな

御仏の うす紅燃ゆる 紅葉かな すれ違う 恋の間に間に 散る紅葉 今日は成田山新勝寺にお参りし、 成田山公園を散策した。 成田山公園では紅葉祭りが行われていた。 赤く色づきはじめたカエデは緑から赤へと自然の絵筆で、 見事なグラデーションを披露してい…

猫の鞠

木枯らしや 猫丸まりて 鞠となる 木枯らしが吹きすさぶ中、 鞠のように猫が丸まっている。

秋の夕べのコンサート

文化財団の後援のコンサートに足を運んだ。 キュートなヴァイオリニストがメインの女性の弦楽トリオ。 バッハの「アリア」や モーツアルトの「弦楽トリオのためのディブェルティメント」 などを聴かせていただいた。 クラシカルな?秋の夕べだった。 帰りに…

恋空

新垣結衣主演の「恋空」を観る。 恋人のヒロ(三浦春馬)が亡くなり、 美嘉(新垣結衣)が橋の上から川へ飛び込み自殺しようとした。 そのとき二羽の白い鳥が空に飛び立つ。 「僕は死んでも空になって美嘉を見守っているよ」 白い鳥を見て美嘉は自殺を思いと…

白鷺

白鷺の しばらく羽を 癒しけり

菊日和

今日は、仕事関係の展示会を見学に浜松町へ・・・ 放射線測定器や除染の洗剤などがあった。 廃棄物のブースもなかなか興味深かった。 見学の後は、浜松町駅近くの「旧芝離宮恩賜庭園」に足を延ばした。 「旧芝離宮恩賜庭園」の面積は43175・36㎡ 植物…

りんごのお尻

齧りたる りんごのお尻 やや硬し 信州の蓼科のりんごをお土産にいただいた。 大きなりんごを皮ごと丸齧りした。 久しぶりにりんごを、それも皮ごと丸齧りしたが、 歯茎から血はでなかった(古いなぁ) 最後に食べたりんごのお尻はやや硬かったが、 果汁がみ…

この人なら苦労ができる

「この人なら幸せになれるのではなく、 この人なら苦労ができる」 「月凍てる」藤原緋沙子著 小説を読んでいたこちらの心に飛び込んできた言葉。

キュートなメグ・ライアン

メグ・ライアンの口元ってキュートだなと思う。 そういえば小泉今日子の口元ってメグ・ライアンに似てないか・・・ ふとそんなことが頭に浮かんだ。 メグ・ライアン主演の「ニューヨークの恋人」を観た。 なんとなくウキウキした気持になれた。 映画の中で、…

夕紅葉

夕紅葉 力の限り 燃えにけり けんけんの ケンパケンパと 秋の暮

ひと色足りない虹

君がいないと ひと色足りない虹のようだ

淑女の言葉

「取っ付きにくいと言われることがあるんだ」 そんな言葉を受けてチーママが、 「あなたは心にマントを着てるのね」 言葉の花束をいただいた。 クラブのママさんが席に付くと、 「ウイスキーがお好きでしょ、この歌が頭の中でずっと流れてたの そうしたらあ…

眠れぬ夜

月見草 眠れぬ夜を 超えにけり可憐な月見草 眠れぬ夜に咲く花 可愛い花は夜を超える力強さを秘めている 美しき 青き落ち葉の 眩しけれ まだ紅葉に染め抜かれない青き葉 だからこそ落ち葉となる身が眩しい