天地人

豊臣の義

千姫(川島海荷)を助けたのが兼続(妻夫木聡)? 少しばかり、史実からかけ離れすぎてるきらいもある。 徳川家康(松方弘樹)のマキャベリズムに対するアンチテーゼが、 真田幸村(城田優)や淀(深田恭子)や秀頼(中村倫也)といった、 豊臣の義なのかも…

貴子姫登場

「土曜スタジオパーク」に、 「天地人」のお舟役の常盤貴子が登場。 生放送のトークので、 彼女の魅力が溢れていた。 とても明るく屈託のない笑顔が素敵だなと思った。 一年間の長期にわたる大河ドラマに不安を感じたと、 話していたが、もう一年また現在の…

小悪魔は何処へ

今回、久々の長澤まさみ扮する初音が登場するので、 楽しみにしていたが、少々がっかり。 初音がおとなし過ぎる気がしたからだ。 海の向こうへ三成(小栗旬)が行きたいと言えば、 「連れて行ってください」 とお願いをする初音。 同じ大河ドラマでも「功名…

レキジョ大集合

「天地人がやって来た!3」を見る。 直江兼続役の妻夫木聡・その妻お船の常盤貴子・菊姫の比嘉愛未 真田幸村の城田優・お船の御側あき竹城等が出演していた。 今は、「レキジョ」ブームだそうだ。 「レキジョ」とは、歴史好きの女性。 戦国武将がレキジョで…

与六と与七

春日山に戻った兼続(妻夫木聡)は、 妻のお船(常盤貴子)から懐妊の知らせを受ける。 月明かりに照らされたお船の姿に、 慈母観音のような美しさを感じた。 新しい命を授かったお船。 そんなお船をモデルに俳句を作りました。 身ごもりし妻うつくしき月夜…

天下人の誘惑

今回の天地人は兼続と初音のからみの場面が印象に残った。 初音(長澤まさみ)が追われて兼続(妻夫木聡)のもとに逃げてくる。 真田一族の初音が同じ真田一族に追われる身となった。 兼続は、そんな初音をかくまう。 刀を枕に、初音を守る兼続の姿は雄々し…

真田幸村参上

『夢をつかんだ奴より、夢を追ってる奴の方が、時に力を発揮するものでさぁ』 真田幸村の生きざまを象徴するような、 幸村の名言。 城田優演じる真田幸村は野性味があり、 迫力があった。 幸村は、荒削りながら思慮深き若武者。 後に徳川家康を恐れさせた武…

三成の涙

何事にも冷静沈着な三成(小栗旬) 対照的に熱血漢で人情家の兼続(妻夫木聡) 対照的な二人の武将は、 反発しながらもどこか惹かれあう。 お船(常盤貴子)は、 自宅を訪ねてきた三成を暖かくもてなす。 そんなお船の母性に三成の頑な心もほぐれ、 家に泊ま…

秀吉の罠

兼続(妻夫木聡)とお船(常盤貴子)のやり取りが、ホームドラマのようだった。 初音(長澤まさみ)が、突然自宅に訪ねて来て、慌てる兼続。 「綺麗な方ね」 とお船にチクリと言われ、 目を丸くして狼狽する兼続。 それに比べ、お船は落ち着いたもの。 ただ…

直江兼継誕生

信綱(山下真司)の臨終があまりにもあっけなかった。 兼継(妻夫木聡)の直江家を継ぐことになる経緯や、 お船(常盤貴子)の心の動きなど、 今少し丁寧に描いてほしかった。 演出もやや一本調子のきらいがあり、 俳優の持ち味を生かした演出を心掛けてほし…

武田の姫

越後は雪深い国ゆえ、 雪割草の花には、 ひときは感慨深いものがあるだろう。 雪割草は越後人にとって、春を告げる花なのかもしれない・・・・ 上杉景勝(北村一輝)に嫁いだ武田の菊姫(比嘉愛未)は、 なかなか心を開かない。 兼継(妻夫木聡)の気転で、 …

御館落城

今回は、お船(常盤貴子)が兼続(妻夫木聡)の代わりに、 命がけで仙桃院(高島礼子)との交渉に臨んだ。 捨て身のお船に、仙桃院の心も動かされる。 仙桃院の説得で景勝に臣下の礼を取ることを、 一度は承服し、わが子を人質に差し出した景虎だったが、 家…

運命の赤い糸

お船(常盤貴子)が兼続(妻夫木聡)に投げた赤い紐は、 運命の赤い糸なのか・・・・ 紅蓮の月のようなお船の衣装が印象的。 髪を梳くお船はなんとも艶かしい。 みどりの黒髪を梳く姿態に、 日本女性ならではのエロティシズムを感じた。 御館(おたて)の乱…

塩むすびの思い出

「腹が減っては戦はできぬ」 の諺の如く、兵糧が底をついた景勝(北村一輝)方は、 景虎(玉山鉄二)方に降伏するか、城を討って出るかの選択に迫られる。 そんな危機的状況の中、 兼続(妻夫木聡)は、桑取の郷に兵糧米を求め、 一人使者として向う。 それ…

御館(おたて)の乱

お船(せん)役の常盤貴子が良い。 お船は男勝りで女丈夫だが、 どこか女らしい優しさがある。 「そなたが鬼になるならわたしは夜叉になる」 と兼続(妻夫木聡)を励ますお船。 お船の瞳が光る。 信長(吉川晃司)の首に手をまわし、 「鬼になるのです」 と…

紅蓮の月

景勝派と景虎派との確執が熾烈になる。 景虎派の柿崎(角田信朗)が、景勝の屋方に夜襲をかける。 寸でのところで、撃退した兼続(妻夫木聡)達上田衆。 今回は、人間の心の裏表、そして心の闇を考えさせられた。 眉目秀麗で才気煥発な景虎(玉山鉄二)は、…

カリスマ謙信死す

上杉謙信(阿部寛)が身罷り、 上杉家は、景勝派(北村一輝)と景虎派(玉山鉄二)に分かれ、 激しく派閥抗争をする。 カリスマ謙信が亡くなり、上杉家は、 急速に求心力を失った。 カリスマとは、諸刃の剣だ。 小泉首相の後の首相達にカリスマ性はない。 何…

求道者謙信

「親方様、信長を倒し京に上り、天下を取りましょう」 との景虎(玉山鉄二)の言葉に、 謙信(阿部寛)は、足利将軍家の再興を唱える。 「義昭様を将軍にすることじゃ」 と、景虎の具申を退ける。 関東管領として、上杉謙信の言葉は、 全うな考えだ。 管領は…

いざ、初陣

妙に初出勤(初陣)の日を覚えている。 もう25年ほど前なのに・・・・・・ 何となく、先輩社員が固い表情だったが、 事務の女性はにこやかだった。 ただ、部長がやたら親切で? 「いじめられたらいつでも言えよ」 と、話していた。 初出勤(初陣)は、特別…

義とは・・・・

謙信(阿部寛)の魂の孤独。 義とはなにか・・・・・ 信長(吉川晃司)の理念は、 「破壊こそ建設なり」 謙信はどこか、仏教の極楽浄土のような、 安寧を求めているよな気がする。 対話型の謙信と直観型の信長。 この二人の異なった理念のぶつかり合い、 テ…

清らかなる獣

「天地人」で、長澤まさみが演じる初音。 神出鬼没の、くの一女スパイ。 小悪魔とは清らかなる獣かもしれない・・・・ そんなことを初音に感じた。

年上の女(ひと)

兼続(妻夫木聡)とお船(常盤貴子)とは、 お互い反発しあいながらも、どこか気になるようだ。 兼続は、年下ゆえに、少々お船に見くびられる。 「泣き虫」 「そなたには、まだ女は早い」 などなど、兼続を一人前の男として認めないといったところ・・・ そ…

五歳の家臣

昨年の12月に仕事で新潟県に出張した。 新潟県の各駅では、「天地人」の垂れ幕やポスターが貼られていた。 それにしても、直江津・柿崎など、 戦国時代の越後の武将の名前が、新潟県の町には多い。 直江兼続役は妻夫木聡。 今日は、母子愛を中心に描かれて…