篤姫

やさしいキスをして

篤姫(宮崎あおい)と家定(堺雅人)の仲睦まじい姿から、 ドリカム の「やさしいキスをして」の詞が浮かんだ。 あなたはわたしの ただ一人の運命の人 あなたの一日の終わるとき側にいるね なんにも言わないで やさしくキスをして

天璋院篤姫

将軍家定が亡くなり、篤姫(宮崎あおい)は涙の日々を送る。 家定(堺雅人)の死は、自分の責任ではないかと、 自責の念に苛まれる。 家定の死を母、本寿院(高畑淳子)と側室志賀(鶴田真由)に告げるが、 本寿院には、「家定を毒殺したのだろう」 と罵られ…

ふたつの遺言

薩摩藩当主島津斉彬(高橋英樹)が身罷り、 第十三代将軍徳川家定(堺雅人)も薨去。 篤姫(宮崎あおい)にとって最愛の人家定、 彼女の人生に強い影響を与えた斉彬が、同時に鬼籍に入った。 篤姫は、斉彬の最後の文の如く、己の信じる道を歩む。 それは、家…

徳川の妻

男として愛する女性に、 「貴方を誇りに思う」 と言われたら、これはまさに男冥利に尽きる言葉だと思う。 篤姫(宮崎あおい)は、家定(堺雅人)に公方さまだからではなく、 一人の男性として、 自分自身にとっての「日本一の男」だと告げる。 篤姫は、徳川…

母の愛憎

篤姫(宮崎あおい)が一橋派と分かり、本寿院(高畑淳子)は、 家定(堺雅人)に会わせないように、滝島(稲森いずみ)に指示する。 篤姫と家定は、ロミオとジュリエット状態・・・・ 家定に会えない篤姫は、食も細くなり、 恋やつれとなる。 篤姫は、知らず…

篤姫ゆるすまじ

篤姫(宮崎あおい)が、一橋派であることが、 家定(堺雅人)の母、本寿院(高畑淳子)の知るところとなる。 一橋派を毛嫌いする本寿院にとって、 我が息子、家定と一橋慶喜に合わせる篤姫の行動は、背信行為に映る。 まさに、篤姫ゆるすまじ。 ハリスとの謁…

器くらべ

篤姫(宮崎あおい)は、家定(堺雅人)から一橋慶喜と会ってもいないのに、 なぜ、慶喜を次期将軍に推挙するのかと問われ、ハッとする。 まず、直に会い、その器量を見てから、 判断すべきだと家定の言葉で、思い知らされたからだ。 そこで、次期将軍候補の…

妻の戦

家定(堺雅人)への愛が芽生えた篤姫(宮崎あおい) 最後の寝間のシーンで、背中を向けた家定に涙する篤姫がいじらしかった。 さて、昭和の始めまで、日本ではお見合い結婚が主流であった。 私の祖母も同じであった。 祖母が祖父を愛していた事は、亡くなっ…

 婚礼の夜

篤姫(宮崎あおい)は、家定(堺雅人)の本性がうつけなのか名君なのか、 なかなかつかめない。 家定との初夜に、昔話を語りながら寝てしまう篤姫がかわいらしかった。 姫の無邪気な寝顔が・・・・ 篤姫は、どこか織田信長の妻、濃姫に似ている。 才気煥発に…

大奥入城

いよいよ篤姫(宮崎あおい)が、大奥に入城する。 江戸城大奥は広く豪華な数々の広間があり、 そして、1000人の使用人が暮らしていた。 八代将軍吉宗の時代、享保の改革のため、 財政再建のもと、大奥は、大リストラをした。 その孫、十一代将軍家斉の時…

斉彬の密名

「国のために務めをはたしてもらいたい」 篤姫(宮崎あおい)は、島津斉彬(高橋英樹)より、 次期将軍職を、一橋慶喜とすべく、 第13代将軍徳川家定(堺雅人)を、説き伏せるよう密名を授かる。 日本国のために、将軍家へお輿入れをする篤姫。 篤姫の持っ…

波乱の花見

今回の「篤姫」は、島津斉彬(高橋英樹)と奥方の英姫(余貴美子)との、 夫婦のやり取りが興味深かった。 夫と妻との心のすれ違い。 特に、妻の女心がせつない。 女として、夫である斉彬に見てもらいたいと、 思えば思うほど、冷たい態度に出てしまう妻、英…

姫、出陣

篤姫(宮崎あおい)は、キュートな姫。 しかし、なかなか度胸と智謀もある。 「いざ出陣じゃ」 斉彬の父、島津斉興(長門裕之)とお由羅(涼風真世)に挨拶に行く篤姫。 人のうわさでなく、自らの目で人を見定めようとするところが篤姫らしい。 流石、島津斉…

父の願い

篤姫こと於一(宮崎あおい)の実父忠剛(長塚京三)が身罷る。 この「篤姫」では、父と娘の絆の強さを感じる。 そんな、於一の父への想いを俳句にした。 『散り初めし 桜に父の面(おもて)かな』

篤姫と真央ちゃん

『女の道は一本道でございます』 篤姫(宮崎あおい)の大切にしている言葉。 何故か、この篤姫の言葉に、 フィギュアスケート世界選手権の浅田真央選手の姿がダブった。 リンクの上は一人きりの戦い。 最初の、トリプルアクセルのミスを乗り越え、 立ち直っ…

七夕の再会

篤姫(宮崎あおい)は、自らの使命に目覚め、 幾島(松坂慶子)と共に、御台所としての修業に励む。 篤姫は、次第に人間的にも大きくなり、 薩摩のみならず、徳川宗家、更には日本について考えるようになる。 父忠剛(長塚京三)は、藩主島津斉彬(高橋英樹…

御台所への決心

島津斉彬(高橋英樹)の命を受けた幾島(松坂慶子)の教育は、 一層厳しさを増すが、篤姫(宮崎あおい)は無気力状態。 更に、将軍家に嫁ぐよう、斉彬から告げられ、激しく動揺する。 そんな折、篤姫は、碁を一緒に打って欲しいと、斉彬に願い出る。 篤姫は…

篤姫誕生

家ではいつものように、大河ドラマ「篤姫」を観る。 今回は、於一が島津斉彬(高橋英樹)より「篤子」と言う名前を授り篤姫となる。 篤姫(宮崎あおい)のような少しおてんばで、元気な娘だと、 一層離れ離れになると淋しいだろう。 取り分け父親は・・・・…

名君の名言

「篤姫」の中で、於一(宮崎あおい)に 島津斉彬(高橋英樹)が語り聞かせた言葉。 『力は力を呼ぶ 腕力には腕力が 武力には武力で応じようとする しかし そこに生じるのは憎しみばかりじゃ』 憎しみは互いに憎しみの心に 憎しみを生み それがさらなる争いを…

桜島の誓い

今回の「篤姫」では、今和泉島津家の於一(篤姫 宮崎あおい)の言葉に、 島津本家家老、調所広郷(平幹二朗)が、 深く己の人生を考える場面が、印象的だった。 平幹二朗は、同じ大河ドラマの「樅の木は残った」で、 原田甲斐を好演している。 伊達騒動の中…